キッチンの下がり天井に合う照明とは?おしゃれなキッチン空間を演出するおすすめ製品も紹介

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「下がり天井」は、建築や内装デザインにおいて使用される天井の一種。

空間のデザイン性が向上することから、住宅でも取り入れられることが多い天井です。

そこで本記事では、キッチンに下がり天井を取り入れるメリットや下がり天井にはどのような照明が使用されるのかについてまとめました。

さらに、下がり天井に合うおすすめの照明製品についても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

1.下がり天井とは?キッチンに取り入れるメリット
2.キッチンの下がり天井に合う照明とは?
3.キッチンの下がり天井に照明を設置するうえでのポイントや注意点
4.キッチンの下がり天井におすすめの照明製品
5.キッチンの下がり天井を照明でより洗練された空間に
6.多様な空間でお客様のニーズを満たすDNライティング

 

 

下がり天井とは?キッチンに取り入れるメリット

下がり天井とは、室内の天井の一部を周囲よりも低く設置する内装デザインの手法のこと。一般的にはリビングやダイニングといった特定のゾーンに取り入れられ、天井の色や素材を変えるというような手法がとられます。

この下がり天井は、住宅だけでなくオフィスや商業施設など、さまざまな建築物で採用されています。

下がり天井を取り入れると、具体的にどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

メリット①照明器具を効果的に配置できる

下がり天井に間接照明やスポットライトなどの照明を組み込むことで、効果的な光の演出が可能になります。

必要な明るさを確保するだけでなく、柔らかい光が部屋全体を照らすことができ、空間に奥行きや落ち着きが生まれるといった効果も期待できるでしょう。

下がり天井に設置する照明については、後ほど詳しく解説します。

メリット②デザイン性が高くなる

通常、天井は単調な印象がありますが、高さを変えることで部屋全体のデザインにアクセントが加わり、おしゃれで洗練された雰囲気を演出できます。

また、下がり天井にさまざまな形状やパターンを取り入れると部屋に動きが加わり、個性的な印象を与えられるというメリットもあります。

メリット③配管・ダクト・電気配線などの設備を自然に隠せる

下がり天井の部分を利用してキッチンの設備を収納し、自然に隠せることもメリットの一つです。

排気用のダクトを例に挙げると、キッチンのレイアウトによっては、排気用のダクトが壁に向かって露出することがあります。しかし下がり天井があれば、このようなダクトの配管を自然に隠すことができます。

ほかにも配管や電気配線といった生活感が出てしまう設備も、目立たなくすることも可能です。

これによって、キッチン空間の見た目がすっきりし、デザインに一体感が生まれます。

キッチンの下がり天井に合う照明とは?

キッチンの下がり天井に合う照明とは?

下がり天井はキッチンに取り入れることで、さまざまなメリットがあります。それに加え、下がり天井に照明を組み込むと、キッチン作業に必要な明るさを確保する、空間全体の雰囲気を良くするといった効果があります。

では、具体的に下がり天井に用いられる照明が、どのような役割をするのかについても、詳しく見ていきましょう。

①間接照明

下がり天井に使用される照明の一つに間接照明があります。

下がり天井の隙間部分に設置し、天井に光が反射する形になるため、以下のような効果が期待できます。

  • ダイニング側やリビング側の空間の奥行きや明るさを出す
  • 天井に光のアクセントを加える
  • キッチンを広く見せる

間接照明は光源が直接目に入らず、空間全体に柔らかい光を広げることが特徴的。

「キッチンの空間に奥行きを出したい」「落ち着いた雰囲気を作り出したい」という方におすすめの照明です。

ただ、下がり天井のすき間に間接照明を入れる場合、キッチンで作業するには十分な明るさが確保できないため、別途ダウンライトやペンダントライトといった光源が必要になる点には注意しましょう。

関連記事:間接照明がもたらす空間への効果・心身への効果【​​事例あり】

②ダウンライト

下がり天井に使用される照明にはダウンライトもあります。

ダウンライトは下がり天井に埋め込まれるため、照明器具自体が目立たちません。特に高さが限定されている下がり天井であっても、キッチンのデザインがすっきりとした印象になり、無駄のないシンプルなインテリアを演出可能です。

また、ダウンライトは調理台やカウンターなど、キッチンで作業を行う場所に集中的に光を当てることができます。作業スペースを明るく照らすことで、調理や食材の確認が容易になるでしょう。

さらに、ダウンライトには調光機能があるタイプも多く、明るさを自由に調整できます。全般拡散、集光、ユニバーサル、グレアレスなど配光の種類や器具の種類がたくさんあることも、ダウンライトならではのメリットです。

ただ、グレアレスダウンのダウンライトでない限り、見上げた時に光源が見えると眩しいと感じるかもしれません。また、一つでは足りないため、複数個設置する必要があります。

しかし、ダウンライトは下がり天井において、デザイン性と実用性の両方を兼ね備えた照明手法であるといえるでしょう。

③ペンダントライト

ペンダントライトは吊り下げ式の照明器具で、空間にアクセントを加える要素となります。

デザインもスタイリッシュなものからポップなものまであり、一つ存在するだけでもキッチンの印象を大きく左右します。

また、ペンダントライトは光を集中させたいエリアでの設置が適しているため、カウンターや作業スペースに設置すると、そのエリアをしっかりと照らすことができます。

ただ、頭をぶつけたり、作業の邪魔になったりする可能性もあるため、特に高さが限られる下がり天井では、吊り下げる高さに関して慎重な検証が必要でしょう。

また、ペンダントライトだけではキッチンの全体の明るさを確保するのは難しいため、ダウンライトのような照明器具と組み合わせることも必要です。

キッチンの下がり天井に照明を設置するうえでのポイントや注意点

下がり天井に照明を設置する際は、どのように光を演出させたいかを考慮した上で、下がり天井の設計や照明器具の選択をする必要があります。

それでは、具体的にどのような点に注意すべきかについて、次から見ていきましょう。

開口部と器具のサイズに注意

下がり天井に間接照明を設置する場合、開口寸法と器具寸法のバランスが悪いと、光のグラデーションがうまく出ない場合があります。

特に開口寸法が小さいと、光がうまく伸びず、本来得られるであろう間接照明の効果が得られにくい可能性があります。

設置する前に照明の光がどのように広がるかという十分な検討を行う必要があるでしょう。

メンテナンスのしやすい設計にすること

下がり天井に照明を設置する場合、メンテナンス(器具の掃除・交換)ができるような開口部の設計にするということもポイントの一つです。

下がり天井に設置された照明器具は、一般的に掃除がしにくいという傾向があります。というのも、天井に近い場所に設置されているため、手が届きにくかったり、汚れに気づきにくかったりするという特徴があるためです。

ですので、メンテナンスのしやすい照明を選択するのが大切です。照明の取り外しが簡単にできるタイプであれば掃除が比較的容易にできますし、長寿命のLED照明であれば、電球交換の頻度を減らせます。

関連記事:間接照明を掃除しやすくするには?埃が溜まりにくい手法や製品とは

キッチンの下がり天井におすすめの照明製品

最後にキッチンの下がり天井におすすめしたいDNライティングの照明製品をご紹介します。

DNライティングではスリムですっきり納まる間接照明を取り揃えております。ここでは下がり天井の開口部の寸法がとれる場合と十分にとれない場合に分けて、それぞれのパターンに合う照明をご紹介します。

開口寸法がとれる場合|SCF-LED

開口寸法がとれる場合|SCF-LED

SCF-LED-APT

開口寸法がとれる場合|SCF-LED

SCF-LED-APL

開口寸法がとれる場合|SCF-LED

SCF-LED-ADB

製品名 建築化照明 SCF-LED-APT
特徴 Seamlessline LED照明器具(シームレスライン)
調光調色型(5000K〜2800K)
調光調色型(5000K〜2400K)受注品
コンパクト型
ワイド配光タイプ
PWM調光
電源内蔵

製品情報 >

製品名 建築化照明 SCF-LED-APL
特徴 Seamlessline LED照明器具(シームレスライン)
調光兼用型
コンパクト型
ワイド配光タイプ
PWM調光
電源内蔵

製品情報 >

製品名 建築化照明 SCF-LED-ADB
特徴 Seamlessline LED照明器具(シームレスライン)
調光兼用型
コンパクト型
ワイド配光タイプ
位相調光
電源内蔵

製品情報 >

下がり天井の開口部に十分なスペースがある場合、電源内蔵のライン照明SCF-LEDがおすすめ。間接照明としてもよく採用されるLEDの定番商品です。シームレスな光が空間を包み込むように照らし、空間に開放感を演出します。

また、調光制御がPWMと位相の両方ラインナップがあるため、設置場所や用途にマッチした選択も可能です。

開口寸法がとれない場合①SFL S

開口寸法がとれない場合①SFL S

製品名 SFL S
特徴 Seamlessline LED照明器具(シームレスライン)
スクエア型カバー
非調光型
コンパクト型
電源内蔵

製品情報 >

電源内蔵のコンパクト型シームレスラインLED照明器具「SFL」のスクエア型カバー。

器具断面サイズを抑えたコンパクト設計なので、下がり天井の開口部寸法が十分にとれなくても設置が可能です。

長さ307〜1469mmまで32サイズが展開されており、下がり天井のサイズに合わせて適切な長さを選択していただけます。

また、明るさをそこまで必要としない空間であれば、SFLの低輝度タイプの「SFL-P4」がおすすめです。

「コンパクトである」「電源内蔵」といったSFLの特長をそのままに、SFLの40%という明るさを実現しました。

SFL S-P4(スクエア型カバー)製品情報 >
SFL D-P4(ドーム型カバー)製品情報 >

開口寸法がとれない場合②MC-LED4S

開口寸法がとれない場合②MC-LED4S

製品名 建築家照明 MC-LED4 S
特徴 スリムサイズ
全73サイズ(特寸60種類)
埋め込み取り付け可能
連結可(1系統2750mm以内)
Ra96(高演色型)も受注生産可
電源別置

製品情報 >

MC-LED4 Sは、LED灯具の断面サイズ 幅14mm x 高さ14.4mmと小さく、下がり天井の開口部のような隙間にも対応します。

また、最短50mm〜最長2750mmまでと多様なサイズ展開で、さまざまな空間や造作にフィットした配灯が可能です。

キッチンの下がり天井を照明でより洗練された空間に

下がり天井に設置する照明は、美しいキッチン空間を演出する効果があり、種類によって印象が変えられるというメリットがあります。

弊社DNLの間接照明は、コンパクトかつ長さや色温度のバリエーションを豊富に揃えておりますので、下がり天井の隙間に対応した照明を選択していただけます。

また、間接照明のほか、ダウンライトのラインナップも多くご用意しておりますので、下がり天井に設置する照明についてぜひご相談ください。

なお、『色温度・配光・明るさ』と『設置位置・角度』をシミュレーションしていただける体感型施設を東京と大阪に設けています。こちらもぜひお立ち寄りください。

体感型施設『照明実験空間 TOKYO / OSAKA』の詳細・ご予約 >

多様な空間でお客様のニーズを満たすDNライティング

多様な空間でお客様のニーズを満たすDNライティング 私たちDNライティングは、業務用照明の専門メーカーです。

現在、百貨店・総合スーパー・ブランドショップ・専門店などの商業施設をはじめ、オフィスビル、ホテル、病院、学校、美術館、マンション、寺社仏閣にいたるまで幅広くこだわりの光(ヒカリ)を表現できる照明メーカーとしてご用命を頂いております。

  • 様々な空間に対応する多彩な品揃え
  • お客様のニーズを実現するカスタマイズ力
  • 多品種と高品質を支える自社生産体制
  • 照明その他電気工事の請負・設計監理

照明の役割がますます多様化し、その機能への期待が高まっている中、小空間から大空間まで様々なステージで対応できる豊富な商品を揃え、お客様のニーズにきめ細かく対応する照明専門メーカーを目指しております。ぜひお気軽にご相談ください。

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