DNライトナビの便利な使い方|照明設計を効率化する活用ポイントまとめ

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照明設計の現場では、製品選定や配灯検討、電源容量計算、部材の拾い出し、見積作成など、多くの工程を短時間で正確に進めることが求められます。

一方で、こうした作業は属人化しやすく、経験や知識に依存する場面も少なくありません。

DNライトナビは、照明設計の初期検討から見積作成までを一括で支援するオンラインツールとして、設計者・施工者の実務負担を大きく軽減してくれます。

条件を入力するだけで成立する照明案や部材構成、見積を自動で整理できる点が大きな特長です。

本記事では、設計業務をより効率的に進めるための「便利な使い方」を、実務目線でわかりやすく解説します。

目次

1.DNライトナビとは?設計業務の負担を軽くするために生まれたツール
2.DNライトナビで効率化できる照明設計の工程
3.DNライトナビが設計作業を自動化できる仕組み
4.用途・製品タイプ別に見るDNライトナビの活用シーン
5.DNライトナビが見積・部材管理を効率化できる理由
6.DNライトナビでできること・事前に理解しておきたいポイント
7.設計者・施工者別|DNライトナビをうまく使うための実務ポイント
8.まとめ|照明設計の初期工程を支えるDNライトナビト
9.多様な空間でお客様のニーズを満たすDNライティング

 

 

DNライトナビとは?設計業務の負担を軽くするために生まれたツール

DNライトナビとは?設計業務の負担を軽くするために生まれたツール

DNライトナビとは、照明設計における煩雑な製品選定や見積作業を効率化するために開発された、オンライン型の選定・見積支援ツールです。

設計者や施工者がゼロから考え込むのではなく、条件入力をベースに「成立する照明案」を短時間で作成できることを目的としています。

照明設計の「初期プロセス」を機械化したオンライン選定・見積システム

照明設計では本来、カタログを確認しながら製品仕様を比較し、配灯条件を整理して、必要な電源や点灯・施工するために必要な部材を一つずつ拾い出す必要があります。

この初期プロセスは、経験や知識が求められる一方で、実務的には最も時間を消費しやすい工程でもあります。

DNライトナビは、こうした設計初期段階の作業をシステム上でまとめて処理できるようにし、誰でも一定レベルの設計案を作れる状態を自動で再現することを目指したツールです。

人が考える前に、まず成立する選定案と見積の土台を作ることに特化している点が大きな特徴です。

配灯条件に基づいて器具構成・電源・部材をまとめて整理できる

DNライトナビでは、配灯したい長さや設置条件を入力することで、その条件に成立する器具構成を自動的に整理できます。

あわせて、選定した器具構成に基づき、必要な電源容量や台数、周辺部材の構成もまとめて一覧化します。

設計者が個別にカタログを確認しながら器具構成を考え、電源仕様を照合し、必要部材を拾い出すといった作業を、それぞれ別々に行う必要はありません。

配灯条件を起点に、設計に必要な情報が一つの画面上で整理されるため、設計初期の検討作業を効率よく進められます。

器具構成・電源・部材が同時に把握できることで、設計内容の全体像を早い段階で確認でき、後工程での手戻りや確認作業の削減にもつながるのです。

DNライトナビで効率化できる照明設計の工程

DNライトナビで効率化できる照明設計の工程

DNライトナビが特に役立つのは、照明設計の中でも「確認が多く、手戻りが発生しやすい工程」です。

製品シリーズの絞り込み、照明の割り付け、電源の台数算出、部材の拾い出し、明細化といった作業は、情報の行き来が多く、案件規模が大きいほど負担が増えがちです。

ここでは、設計実務で時間がかかりやすいポイントを中心に、DNライトナビで効率化できる工程を整理します。

配灯長さ・器具長の組み合わせ検討を自動化する

配灯設計では、設置したい長さに対して、どの器具長を何本組み合わせるかを考える必要があります。

この作業は地味ながらも試行錯誤が多く、手作業だと時間を消費しやすいポイントです。

DNライトナビでは、配灯したい長さを入力するだけで、成立する器具長の組み合わせを自動的に提示してくれるため、計算やパターン検討の手間を大幅に削減できます。

設計者は膨大な組み合わせや選択肢の検討に時間を取られることなく、全体構成の検討に集中できるようになります。

電源容量・台数計算のミスを防ぐ

電源別置タイプの器具では、二次側電力や電源容量の条件を踏まえて電源台数を決める必要があり、手作業だと計算ミスや見落としが起きやすい工程です。

DNライトナビでは、選定した器具構成に基づいて必要な電源容量・台数を自動算出できるため、ヒューマンエラーを抑えつつ、検討時間も短縮できます。

部材漏れを防ぎ、見積作成を効率化する

照明設計では、器具本体だけでなく取付部材やオプション部材、電源関連パーツなど、周辺部材の拾い出しが発生します。

DNライトナビは、条件に応じて必要部材をセットで整理し、明細を自動生成できるため、部材漏れを防ぎながら見積作成までをスムーズに進められます。

DNライトナビはこちら

DNライトナビが設計作業を自動化できる仕組み

DNライトナビが設計作業を自動化できる仕組み

DNライトナビが一定の条件に対して整合性の取れた構成を返せるのは、照明設計に必要な各種ルールや制約条件を、あらかじめシステム内部に構造化して持っているためです。

設計者が経験や知識をもとに頭の中で行ってきた判断プロセスを、「どの条件に対して、どの処理を行うか」というロジックとして整理し、同じ流れで結果が導かれるよう設計されています。

ここでは、DNライトナビの内部で行われている代表的な処理構造について見ていきます。

配灯条件に応じて器具サイズの組み合わせを整理

DNライトナビでは、配灯したい長さに対して、各製品シリーズで使用可能な器具サイズの組み合わせを自動的に整理します。

入力条件に対して、仕様上成立する構成だけが表示されるため、設計者が個別にサイズパターンを試す必要がありません。

電源仕様と接続条件を前提とした電力処理ロジック

DNライトナビでは、電源についても単純に消費電力を合計するだけではなく、各電源ユニットの仕様や接続条件を考慮した形で構成が整理されます。

電源ごとに設定されている対応容量や接続条件に基づき、選定した器具構成に対して成立する電源構成が自動的に反映されます。

そのため、設計者が個別に電源仕様を照合しながら検討しなくても、器具構成に対して無理のない電源構成を確認しながら設計を進めることができます。

製品シリーズごとに異なる設計条件に対応した選定ロジック

DNライトナビでは、製品シリーズごとに異なる配灯条件をもとに、選定処理が行われるよう設計されています。

器具寸法の組み合わせ条件や、対応する電源、必要となる周辺部材の構成などは製品ごとに異なりますが、それぞれの仕様条件が選定結果に反映される仕組みになっています。

そのためユーザー側は、寸法・電源・点灯や施工するために必要な部材といった設計条件を個別に確認しなくても、シリーズごとの仕様に沿った構成をまとめて確認できます。

なお、設置場所や用途から製品ラインナップを横断的に確認したい場合は、DNライティング公式サイトの製品情報ページを活用すると、空間別・用途別に製品を直感的に絞り込むことができます。

DNライティング「製品情報ページ」はこちら

用途・製品タイプ別に見るDNライトナビの活用シーン

DNライトナビは、照明設計のさまざまなシーンに対応できる汎用的なツールですが、特に効果を発揮しやすいのが、電源方式や製品タイプごとに設計ロジックが明確に分かれるケースです。

電源別置型、電源内蔵型、そしてプロファイルシステムのようなシステム照明では、設計時に考慮すべき条件や計算内容が異なり、従来はそれぞれ個別に検討する必要がありました。

DNライトナビでは、こうした製品タイプごとの違いを前提とした選定ロジックが組み込まれているため、用途に応じて適切な設計支援を受けられる点が特徴です。

ここでは、代表的な活用シーンをタイプ別に整理します。

電源別置タイプ|電源台数と容量を自動で正しく選定

XC-LED2

電源別置タイプの照明器具では、器具本体とは別に電源ユニットを選定する必要があり、二次側電力や接続可能台数をもとに構成を考える必要があります。

器具点数が増えるほど計算は複雑になり、手作業ではミスが発生しやすい工程のひとつです。

DNライトナビでは、選定した器具構成をもとに必要な電源容量と台数を自動で算出し、成立条件を満たす電源構成を機械的に導き出します。

これにより、設計者が個別に電力計算や仕様照合を行わなくても、正確な電源選定を短時間で行うことが可能になります。

電源内蔵タイプ|配灯長さを入力するだけで最適な長さ組合せを提案

TRE2-APL

電源内蔵タイプの器具では、配灯したい長さに対して、どの器具長をどのように組み合わせるかが設計上のポイントになります。

この検討はシンプルに見えて、実際には器具サイズのバリエーションを考慮しながら複数パターンを試す必要があり、意外と手間がかかります。

DNライトナビでは、配灯長さを入力するだけで、その条件に対して成立する器具長の組み合わせを自動で提示してくれるため、試行錯誤のプロセスを省略できます。

初期段階で現実的な配灯構成を即座に把握できる点が、大きな実務メリットです。

プロファイルシステム|光源の長さ組合せが一発で決まる

プロファイルシステム PFM

プロファイルシステムでは、照明ラインを構成するために光源モジュールやジョイント部材など複数パーツの組み合わせが発生します。

DNライトナビでは、配灯条件に応じて光源(例:FX50-LED/FXH-LEDなど)の長さ組み合わせを自動で整理できるため、手作業でのパターン検討や部材確認の負担を大きく減らせます。

DNライトナビが見積・部材管理を効率化できる理由

DNライトナビは、照明設計の初期検討だけでなく、その後に発生する見積作成や部材管理といった実務工程もまとめて効率化できる点が大きな特長です。

従来、照明設計では「設計が終わったあと」に、改めて器具や部材を拾い出し、明細を作り、見積書を作成するといった作業が必要でした。

DNライトナビでは、設計プロセスと見積・部材管理がシステム上で連動しているため、設計結果をそのまま実務データとして活用できます。

ここでは、見積・部材管理を効率化できる具体的な理由を整理します。

照明器具とオプション部材をセットで自動抽出

照明設計では、器具本体だけでなく、実際の施工に必要な取付金具、ジョイント部材、電源関連パーツなど、多くの周辺部材が発生します。

これらを手作業で拾い出す場合、設計内容を見ながら一つずつ確認する必要があり、部材漏れや数量ミスが起こりやすい工程です。

DNライトナビでは、選定した器具構成に基づいて、必要なオプション部材を自動でセット抽出できるため、設計段階の情報をそのまま部材リストとして利用できます。

これにより、「何が必要か」を改めて考える手間を省きつつ、部材漏れのリスクも大きく低減できます。

明細生成から定価見積PDF出力までワンストップ

従来の業務フローでは、設計内容をもとにExcelなどで明細を作成し、それを別フォーマットの見積書に転記するといった作業が発生していました。

このプロセスは手間がかかるだけでなく、転記ミスや表記揺れなどの原因にもなりやすいポイントです。

DNライトナビでは、選定結果から明細を自動生成し、そのまま定価見積PDFとして出力できるため、明細作成から見積書作成までをワンストップで完結できます。

設計情報と見積情報が常に一致した状態で管理されるため、実務上の手戻りや確認作業も大幅に削減できます。

見積履歴を保存・再利用できる

DNライトナビでは、作成した選定内容や見積データを履歴として保存できるため、過去案件の情報をそのまま再利用することが可能です。

似た条件の案件であれば、ゼロから設計し直すのではなく、過去のデータをベースに条件だけを調整するといった使い方ができます。

これにより、案件ごとに毎回同じような設計・見積作業を繰り返す必要がなくなり、業務の属人化も防ぎやすくなります。

DNライトナビは、単なる見積作成ツールではなく、「設計データを資産として蓄積できる業務支援ツール」として機能している点も大きな価値です。

DNライトナビはこちら

DNライトナビでできること・事前に理解しておきたいポイント

DNライトナビでできること・事前に理解しておきたいポイント

DNライトナビは、照明設計の初期検討から見積作成までを効率化する強力なツールですが、すべての設計業務を自動化・代替するものではありません。

あくまで「設計初期の作業を支援するツール」として、その役割と対応範囲を正しく理解して使うことが重要です。

ここでは、DNライトナビでできることと、設計者が別途検討すべきポイントを整理します。

できること|初期案作成・選定・見積作業の効率化

DNライトナビの最大の強みは、照明設計における初期工程を短時間で形にできる点にあります。

製品選定、配灯構成、電源計算、部材抽出、明細生成、見積作成といった一連の作業を、条件入力ベースでまとめて進められるため、設計のスタートを非常にスムーズに切ることができます。

これにより、設計者は煩雑な計算や拾い出し作業に時間を取られることなく、空間全体のプラン検討やレイアウト調整といった、本来注力すべき業務に集中しやすくなります。

検討が必要なこと|納まり判断・光環境の最終評価

一方で、実際の納まり寸法の判断や、光の見え方・明るさ・グレアといった光環境の最終評価は、DNライトナビだけで完結するものではありません。

これらは現場条件や素材、周囲環境による影響が大きく、実機確認やシミュレーションを通じた検討が必要になる領域です。

DNライトナビは、こうした最終検討に進むための、設計初期に必要な条件整理と構成検討を効率化するためのツールです。 設計の土台を素早く固めたうえで、最終的な光の印象や納まりについては、実際の空間で確認していくことが重要になります。

そこで、DNライティングでは、色温度・配光・明るさの違いを実際に体感しながら検討できる体感型施設「照明実験空間 TOKYO / OSAKA」をご用意しています。 内装材サンプルや実機を用いたシミュレーションにより、より現場に近い環境での照明検討が可能です。

体感型施設『照明実験空間 TOKYO / OSAKA』の詳細・ご予約

設計者・施工者別|DNライトナビをうまく使うための実務ポイント

設計者・施工者別|DNライトナビをうまく使うための実務ポイント

DNライトナビは、設計者と施工者のどちらにとっても有効なツールですが、立場によって活用の仕方は少しずつ異なります。

設計段階で使う場合と、施工・見積確認の立場で使う場合では、重視すべきポイントも変わってきます。

ここでは、実務の中でDNライトナビをより効果的に使うための視点を、設計者・施工者それぞれの立場から整理します。

設計者向け|初期検討を素早くまとめるための使い方

設計者にとってDNライトナビの最大の価値は、「成立する照明案」を短時間で作れる点にあります。

まずは細かい納まりや光環境の調整を考えすぎず、条件入力ベースで大枠の配灯構成と器具選定をまとめることで、初期検討をスピーディに進められます。

初期案を早く形にできることで、クライアントやチームとの打ち合わせも進めやすくなり、修正や方向転換にも柔軟に対応できます。

DNライトナビは、完成形を作り込むツールというより、設計初期の検討を前に進めるためのツールとして使うのが効果的です。

施工者向け|部材確認・見積確認ツールとしての活用

施工者にとっては、DNライトナビを設計ツールとして使うというよりも、部材構成や見積内容を確認するためのツールとして活用する場面が多くなります。

設計者が作成した選定内容をもとに、必要部材の漏れがないか、数量に問題がないかをチェックする用途に向いています。

また、定価見積PDFをそのまま確認できるため、見積の根拠確認や発注前のチェックツールとしても有効です。

設計内容と実際の施工条件をすり合わせる際に、同じ情報を共有しながら確認できる点も、実務上の大きなメリットと言えます。

まとめ|照明設計の初期工程を支えるDNライトナビト

照明設計の現場では、製品選定や配灯検討、電源計算、部材整理、見積作成など、初期段階だけでも多くの作業が発生します。

DNライトナビは、こうした煩雑になりがちな初期工程をまとめて整理し、成立する設計案を短時間で形にするための設計支援ツールです。

設計者が本来注力すべき空間全体のプランや光環境の検討に時間を割けるよう、条件整理や計算・拾い出しといった実務負荷を軽減し、設計プロセス全体をスムーズに進めることを支えます。

照明設計の初期検討や見積作成を効率化したい場面では、DNライトナビをぜひ実務の中でご活用ください。

DNライトナビはこちら

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