DNL式レスベア_ローラーコンベヤ式 と 既存コンベヤ対応式 紫外線殺菌装置

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DNL式レスベア 
ローラーコンベヤ式 & 既存コンベヤ対応式 紫外線殺菌装置

目次

1.紫外線殺菌装置とは?
2.紫外線殺菌装置の役割や機能について
3.紫外線殺菌装置の種類と選びかた
4.紫外線殺菌装置を設置した場合の効果
5.紫外線殺菌装置のメカニズムとスペック
6.紫外線殺菌装置の設置や施工方法について
7.紫外線殺菌装置のカスタマイズ性について
8.紫外線殺菌装置のメンテナンス性について
9.導入事例(設置イメージ)

 

 

1.紫外線殺菌装置とは?

ローラーコンベヤ式紫外線殺菌装置写真1:ローラーコンベヤ式 紫外線殺菌装置
既存コンベヤ対応式紫外線殺菌装置写真2:既存コンベヤ対応式 紫外線殺菌装置

紫外線殺菌とは、紫外線を直接包装材料や食品に照射し表面に付着している菌を死滅する方法です。近年、衛生管理が課題となる中、食品メーカーを中心にHACCPの導入が進み、紫外線殺菌は注目されつつあります。弊社の装置は、その様なニーズにお応え出来る安全で有効なシステムです。紫外線殺菌装置にはローラーコンベヤ式紫外線殺菌装置(写真1)と既存の生産(コンベヤ)装置(写真2)に取付可能な紫外線殺菌装置があります。
紫外線殺菌装置(ローラーコンベヤ式/既存コンベヤ対応式)は連動する生産ラインへ簡単に設置が可能であり、生産ラインに合ったオーダーメイド設計が可能です。他社製には水冷方式の紫外線殺菌装置もあります。しかし水冷方式とは異なり、装置のウォーミングアップ時間も短く、冷却水用の配管及び冷却水交換の手間の削減や軽量化が図られています。


▼DNLでは、お客様の衛生管理に対するニーズと、安心して取扱いいただける商品を提供しております。


2.紫外線殺菌装置の役割や機能について

“空冷式殺菌装置”/
写真3:空冷式殺菌装置

紫外線自体がDNAを不活化するのであらゆる細菌やウィルスに有効で、被照射物への残留性も無く、短い照射時間で食品の日持ちや変質を抑えることが可能です。
その紫外線を効率よく被照射物に当てることを可能にしたのが弊社の空冷式殺菌装置(写真3)です。
微生物の繁殖防止に役立ちます。紫外線ランプが寿命や不点を起こした場合でも、不点表示灯が装備されているので、すばやく感知する事が可能です。
▼お問い合わせは、DNライティング特殊照明事業部まで:
UVSG@dnlighting.co.jp


3.紫外線殺菌装置の種類と選びかた

ローラーコンベヤ式
写真4:ローラーコンベヤ式

3-1.ローラーコンベヤ式(写真4)←カタログへリンク

主に新設の製造ラインに採用実績が有り、殺菌したいワーク(物体)を全面に紫外線殺菌したい場合に使われ発塵を抑えたクリーンなレスベヤ式を採用しています。



既存コンベヤ対応式
写真5:ローラーコンベヤ式

3-2.既存コンベヤ対応式(写真5)←カタログへリンク

既設の製造ラインに殺菌装置を増設するケースや、殺菌装置単独でパッケージ容器の内面殺菌、かまぼこ板殺菌、PETボトルのキャップ殺菌等、包装フィルムなど食品充填機に設置するケースがあり製造ラインの必要な個所に組み込むことが可能です。また、食品現場で使用される、まな板、包丁、容器、白衣等の殺菌にも使用されています。

▼DNL式、お客様に合わせたオーダーメイド対応が可能です。豊富な適用事例がございます。


4.紫外線殺菌装置を設置した場合の効果


1)殺菌時間が短く、あらゆる菌種に有効で歩留まり向上の一環として役立ちます。
2)加熱殺菌と異なり、熱処理に弱い食品へも対応可能で被照射物を変質させる心配がありません。
3)ロングライフ化による食品ロスの低減に貢献可能です。
4)薬品殺菌と異なり、残留物が無く、2次処理不要で時間短縮によりコスト低減が図れ、工程の簡素化が可能です。
5)耐性菌を作らず、常温殺菌が可能でより安心で安全が保たれます。

参考資料「各種の微生物を死滅させるのに必要な殺菌線量」(画像をクリックして拡大)
UV_6.jpg

5.紫外線殺菌装置のメカニズムとスペック


5-1.レスベア組込み(ローラーコンベヤ式紫外線殺菌装置)

●非接触「マグネット駆動」で駆動伝達部の摩擦を大幅カット
駆動シャフトから搬送ローラーへの駆動伝達に、摩擦と伝達ロスがほとんど無い非接触のマグネット駆動を採用し、省エネを実現しています。長期間にわたるご使用や、搬送距離の長い搬送ラインでは大きな省エネ効果が見込めます。

レスベア式マグネットドライブ ローラーコンベヤ式 紫外線殺菌装置
レスベアトルク  レスベアトルク伝達部の拡大写真
 (灰色部分の磁石により、非接触でローラーを駆動させます。)

<レスベアの特徴>
1)今までのチェーン駆動やゴムベルト駆動と異なり、接触部分が少なく、発塵や給油の回数も減り、メンテナンスが簡単です。
2)接触部分が少ない為、クリーン度を重要視されるお客様にも安心してお使い頂け、対象ワーク(物体)のクリーン度を維持して、安全かつ確実に搬送します。
3)レスベヤは半導体や液晶生産ラインにも採用されております。
4)搬送シャフトを最適に選定し下面からの被照射物への紫外線照射が可能です。
5)インバーター制御を採用し、低速から高速搬送まで無段階での搬送スピードの調整が可能と成り、生産タクトとの完全な同期が図れます。


5-2.紫外線殺菌装置単体(既存コンベヤ対応式 紫外線殺菌装置)

UV_8.jpg

<特徴>
1)操作も簡単な空冷式。始動後短時間で、紫外線照度が安定します。
2)生産加工ラインのベルト幅の違いに、フレキシブルに対応できるよう、照射幅400mm〜900mmまで12シリーズを用意しました。
3)本体はステンレス仕様のコンパクトサイズです。

>カタログで紫外線殺菌装置の特徴、用途、構造、定格などを詳しく見る。

6.紫外線殺菌装置の設置や施工方法について

“生産ライン例”


ローラーコンベヤ式紫外線殺菌装置は、キャスター移動にて生産レイアウトに簡単に組み込む事ができ、生産ラインとの連動や応用も可能です。紫外線殺菌装置(既設設置)は空冷式でコンパクトで軽量、装置の取付金具がアルミ製のため簡単な加工で、既存の生産ラインの搬送路に設置することができ、容易に殺菌ラインが形成可能です。


7.紫外線殺菌装置のカスタマイズ性について

食品・製薬含めてワークの形状や高さなどお客様に依ってまちまちですので、お客様専用の設計が行われます。
被照射物の大きさや対象菌への必要殺菌線量、設置スペース等条件に合わせて、形状や大きさ、出力の異なる紫外線ランプを組合わせる事でお客様へ最適な殺菌装置を御提案致します。
事例を見る。
>パンフレット(ローラーコンベヤ式、既存コンベヤ対応式紫外線殺菌装置)を見る。


8.紫外線殺菌のメンテナンス方法について

特殊工具も不要でどなたでも簡単に行えます。紫外線ランプの取付け取外しが容易で可能な設計を心掛けております。
ラインのダウンタイムを短縮出来て、生産効率を低下させる事無く、交換作業が可能です。
>安全チェックシートを確認する。


9.事例、適用例

●紫外線殺菌ランプの利用例(画像をクリックして拡大)

UV_10.jpg

●導入事例(一部抜粋)

かまぼこ表面殺菌装置かまぼこ表面殺菌装置
アイスバー(乳製品)表面殺菌装置アイスバー(乳製品)表面殺菌装置
焼き菓子表面殺菌装置焼き菓子表面殺菌装置
包装後の食品表面殺菌包装後の食品表面殺菌(5列搬送、650個/分)
包装後の表面殺菌包装後の表面殺菌(1列搬送、25個/分)
包装後の食品表面殺菌包装後の食品表面殺菌(2列搬送、270個/分)

【紫外線殺菌について】

食品工場をはじめ、水産業、エレクトロニクス産業や医療分野まで、紫外線殺菌は取扱いの簡単さと二次汚染がなく、二次処理の必要がないことなどの様々なメリットから、幅広い分野で注目を集めている殺菌方法です。 殺菌力の優れた高品質の紫外線ランプや安定器、装置、制御盤等を製造・販売しております。
>詳しくは、DNL紫外線殺菌WEBサイトをご確認ください。

【技術資料ダウンロード】

限定資料」のページから、以下の技術資料をダウンロードすることができます。
 1.ハムに対するUV殺菌効果と変色について

 2.紫外線殺菌による容器、包装フィルムの殺菌
 3.紫外線殺菌について(1)
 4.紫外線殺菌について(2)
 5.蛍光ランプと殺菌ランプの違いについて

【お問い合わせ・ご相談】

紫外線殺菌に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームからお願いいたします。

 

 

 

 

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