集客や照明計画の改善案!棚下照明のLED化に役立つアイデア

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目次

1.商品をライトアップできる棚下照明とは
2.棚下照明の作り込みで集客率や視線誘導を改善できる
3.飲食店や店舗におすすめしたい!棚下照明の有効利用
4.配光のバリエーションも豊富なLED照明
5.曲げることができる、カットできる照明器具が登場。より一層自由な表現が可能に
6.棚下照明とダウンライト・スポットライトの組み合わせ

1.商品をライトアップできる棚下照明とは

デパートやスーパーマーケット、コンビニやドラッグストア、ブティックや各種専門店など様々な形態の店舗があります。どの店舗も、商品を陳列してお客様に見ていただくことで購買意欲を高め、商品を購入してもらうことを目的としています。
商品を美しく、最高の状態でお客様に見ていただくためには、商品のディスプレイに合わせたライトアップ、つまり照明演出が欠かせないものとなっています。

多くの店舗の場合、商品を陳列する棚は店舗の壁側に作られていて、多段になっています。あるいは、お客様の導線を妨げないようにと中央に対面ショーケースや両側に棚がある什器が配置されています。

天井照明だけだと、どうしても棚の奥まで照明光が届かず、商品に灯が当たらなくて影になってしまうことがあります。そのため、棚の中に置かれている商品を照らすために、棚板の裏側に照明を設置します。この照明を棚下照明、あるいは什器照明と言ったりします。

DNライティングでは、この棚下につける照明器具の一種を「たなライト」という名称で製造・販売しています。

TA-LED
スライドフック挿入穴と電源用口

この製品は高さ14.8ミリ、幅40ミリ。電源内蔵型で非常に軽量・小型であることが特徴です。

蛍光灯を使用していた時は、蛍光灯ランプにソケットを装着し、そのランプ部分を壁や天井に設置・点灯させるために蛍光灯安定器という電源装置が必要でした。しかし、この電源装置が大きくて場所を取るため、棚に設置するにも邪魔になったり、電源装置を見せないようにと目隠し用のカバーを取り付ける場合がありました。また、什器の下部など見えない場所に設置しようとするとその分工事も難しくなり、どちらにしても時間も費用もかかっていました。

そうした門題を解決するために、ランプ・ソケットの部分と電源装置を一体化し、しかもコンパクトなものを作ろうと生まれたのが、DNライティングの「たなライト」という製品です。
この製品は薄型で棚下にそのままピタッと設置することができるのですっきり収まり、施工が簡単で商品を置く空間も今迄より広く使えるようになり、多くのお客様から支持を頂いています。

また「たなライト」は、棚の内部全体を美しく照射することができる配光になるよう設計されています。照度分布をみますと、「たなライト」直下が2000ルクス、棚の奥面でも1000ルクス、一番光が飛びにくい、棚奥上部でも600ルクスという明るさを出しています。

「タナライト」で照明した様子
照度分布図

他にも棚に陳列された商品を照らす照明器具としては、ミニレールスポット、ダウンライト、ショーケースライトなどがあります。ミニレールスポットは、取り付けられたレール上でライトを稼働・角度を調節できるので、展示物を最適な光でディスプレイ演出することに長けています。ダウンライトは、配光や調光、角度を調節できるので、ショーウィンドーやショーケースに合わせてお使い頂けます。ショーケースライトは、宝石や時計のガラスケースなどによく使います。

ガラスケースは商品を見やすくする為にフレームレスになっていて、照明はスタンド型を使用することで、商品陳列の邪魔にならず施工も簡単になります。商品の近くより光を当て、輝きやきらめきを生む効果があり、ジュエリーや時計などの高級感ある商品を照らし出すことに向いています。

ミニレールスポットライト

ミニレールスポットライト
ミニレールスポットライトの説明

ダウンライト

ダウンライト
ダウンライトの説明

ショーケースライト

ショーケースライト

2.棚下照明の作り込みで集客率や視線誘導を改善できる

デパートやブランドショップなどにおける照明は、商品の価値や美しさを光で演出する黒子的役割を担います。
あえて商品に直接光を当てずに、棚の奥を間接的にふんわり照らし出すことで商品を強調したり、反対に商品の一部にしっかりスポットライトを当てて商品を目立たせたりするなど、ライティングの手法は様々です。

先にご紹介した「たなライト」やスポットライト、ダウンライトなどの棚下照明器具を、ブランドイメージや商品、店舗のグレード感に合わせて、選んでお使いいただくことでイメージ通りの雰囲気~ディスプレイを創り上げることができます。

例えば、商品を置く位置が季節やイベントごとに変わるのであれば、角度を変えられる照明が利用しやすく、頻繁にレイアウトが変わる店舗であれば可動式の照明を用いるなど、目的に応じて照明をお選びいただくことをお勧めします。

また、LED照明は色温度や明るさなど光のバリエーションが多彩なことに加えて、照明器具の種類も非常に豊富です。特徴に合わせた照明をうまく組み合わせて最大のディスプレイ効果を得ることができるよう、DNライティングでは個別にご提案をさせていただいています。

LED照明は色温度や明るさなど光のバリエーション1_靴とバックを照らしている様子ダウンライト
LED照明は色温度や明るさなど光のバリエーション2_貴金属を照らしている様子ミニレールスポット

3.飲食店や店舗におすすめしたい!棚下照明の有効利用

LED照明が出始めた当初は、光が青白い、照射範囲に制限があるなど課題点も多かったのですが、現在のLED照明は改善が進み、色温度や明るさなど光のバリエーションが非常に多彩になっています。

例えば棚下照明として用いられる当社のMCT-LEDという商品は、明るさは5%~100%の範囲を、色温度は5000K(※)~2800Kまで、自由に調節することができます。こうしたLED照明を設置していただくと、季節や店舗の模様替えに合わせてコントローラーを調節するだけで明るさや色温度を変えることができます。

MCT-LED_色温度

MCT-LED(調光・調色)

MCT-LED
MCT-LED_色温度比較写真

他には6色の色温度が選べる製品や6500K~2200Kまでの色温度から選べる製品もあり、お店の雰囲気によって、間接照明や棚下照明用に使うことができます。

飲食店などですと、昼間のランチタイムは白っぽい色を放つ5000Kぐらいに、夕方からのディナータイムには、落ち着いたオレンジ系の光の2800Kぐらいと、用途に応じて簡単に明るさや色温度を変えることができる照明をお使い頂くと便利です。

落ち着いて食事をすることを目的とした飲食店ですと、明るさをぐっと落とし、2400K~3000Kあたりのオレンジ色っぽい、低い色温度の照明が基本的な照明の手法となります。
こちらは、シンガポールのステーキハウス・ウルフギャングですが、照度をかなり抑えた照明になっています。

照度をかなり抑えた照明 施主:Wolfgang's Steakhouse by Wolfgang Zwiener
設計・施工:NOMURA DESIGN & ENGRG. (S) PTE LTD
撮影:NOMURA DESIGN & ENGRG. (S) PTE LTD

このレストランの場合、棚の内部を下から照らす「棚下アッパーライト」は天井面も照らしている、テーブル上を照らすダウンライトなど、数種類の照明を組み合わせて、シックで落ち着いたムードを創り上げています。

内装デザイン・インテリアを邪魔せず、なおかつ効果を最大に高めるために、目立たず、場所を取らないことも照明器具の重要な要素となりますが、LED照明は従来の照明よりはるかに器具そのものがコンパクトになっています。そういった点もLED照明の大きなメリットです。

(※)K…ケルビン/光の色温度を表す単位

4.配光のバリエーションも豊富なLED照明

蛍光灯や白熱電球は、光源から光が360度にまんべんなく広がることを特徴としていましたが、LED照明はその配光についても、より多くのバリエーションを持っています。

棚下照明でよく使われるモジュールタイプのLED照明では、断面サイズ・光色・配光・光量・長さに関して様々なバリエーションがあります。下記はその一例です。

断面サイズ・光色・配光・光量・長さに関して様々なバリエーション例1
断面サイズ・光色・配光・光量・長さに関して様々なバリエーション例2

また、棚下什器用の薄型ダウンライトにおいても、直流電源装不要の100Vで点灯する製品は施工が簡単です。

 ・空間全体を明るく演出するワイド配光タイプ
 ・シャープな光で商品を際立たせる狭角配光タイプ
 ・自然な陰影を作りだす中角配光タイプ
 ・照射方向の調整が可能なユニバーサルタイプ

があります。

 led_lighting_idea_img18_.jpg

また、商品の大きさや訴求ポイントに合わせて狭角・中角・広角と配光を変えることで、より効果的に商品を照らすことができます。

狭角(25°)タイプ

商品を際立たせるピックアップ照射に最適
シャープな光と強いコントラストで、展示物を引き立たせ魅力的な空間を演出。ジュエリーやインテリア雑貨など小さい展示物に最適です。

led_lighting_idea_img19-1_.jpg

中角(45°)タイプ

空間の明るさを確保しつつメリハリのあるライティングを演出
空間の明るさを確保しながら、自然で穏やかな陰影を創り出し、商品の立体感や素材感を強調。革製品やテクスチャーのある展示物に最適。

led_lighting_idea_img19-2_.jpg

広角タイプ(100°)タイプ

光が柔らかく広がり、空間全体の明るさを演出
柔らかい光で空間全体を包み込み、少ない灯数で幅広く照射。衣類やタオルなど面積の広い展示物に最適。

led_lighting_idea_img19-3_.jpg

蛍光灯や白熱球を使ったこれまでの照明に比べると、LED照明は配光や照明範囲、色温度も1本で調整できるものなどがあり、照明そのもののバリエーションが大きく広がり、光の表現が非常に豊かになってきています。

5.曲げることができる、カットできる照明器具が登場。より一層自由な表現が可能に

蛍光灯照明からLED照明に移行する際の大きな変化のひとつが、軽量小型化でした。その背景は、内装・デザインをなるべく邪魔することのない照明器具が求められてきたことがあります。

そして、さらに自由な空間デザインに適合させるため、形を自由に曲げることができる、あるいは設置現場で長さを自由にカットすることができるといった、画期的なLED照明が生まれています。
led_lighting_idea_img20_.jpg

これまでの蛍光灯照明は既製品としては直線の製品しかなく、DNライティングでは曲線の蛍光灯が必要な場合は、オーダーを受けて製造工場で曲げ加工をして納品していました。施工の手間やコストを削減できるよう、その場で自由に曲げたり、カットすることができるLEDフレキシブル製品を開発。さらに自由な空間・照明デザインが可能になったと、大変ご好評をいただいています。

led_lighting_idea_img22_.jpg

6.棚下照明とダウンライト・スポットライトの組み合わせ

アパレルショップや専門店で商品を壁沿いの棚に陳列する場合、より多くの商品を陳列するために天井近くまで什器を造作することがあります。その場合、天井に近い場所に位置する商品は什器天面からダウンライトで照らし、下段はライン型の「たなライト」を使用するといった組み合わせを使うことがあります。更には棚の手前に上向きに照明を取り付けることで、前面に置かれた商品に下から光を当てることで目立たせ、お客様へのアイキャッチ効果も狙えます。
led_lighting_idea_img23_.jpg

また、ミニレールスポットと棚照明の組み合わせでは、棚全体を棚照明で明るくして、且つ商品にスポットライトを当て、商品の陰影を作ることで、訴求効果を高めることができます。

照明を使い分けることで商品がより魅力的に見える様子_落ち着いた雰囲気の照明

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