LED照明の使い方!LEDを活用した空間デザインのアイデア

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目次

1.LED照明の利点は、維持費の安さ・発熱費の低さとコンパクトさ
2.調光・調色機能付きLED照明を使って見た目を変える照明アイデア
3.寿命の長さを活かせば巨大な空間照明も設置できる
4.目的や場所に合わせたLED照明の使い方

1.LED照明の利点は、維持費の安さ・発熱費の低さとコンパクトさ

これまでの蛍光灯や白熱電球などの照明器具に比べるとLED照明の主な利点は、寿命の長さに依る維持費・電気代の削減と発熱量の低さです。これら2つの利点と並んでLED照明になって大きく改善されたのが、器具全体が軽量小型化された点です。

蛍光灯照明からLED照明になったことで、電源装置もランプ部分も小さく、厚さも薄くなっています。DNライティングには器具の幅が22ミリといった超幅狭タイプの製品(TRE2)もあり、これまで照明器具が設置できなかったような場所にも設置できるようになったことが非常に大きいです。

今までは間接照明を使いたいと思っても、空間デザインを邪魔せず電源装置を見えないように設置するために、天井や壁部分にどのように埋め込むか、どう収納するかといった造作を施工デザインの段階で考えておく必要がありますが、そういった部分に注力することが少なくなり、以前よりも造作を小さく作ることができ、より自由にデザインを考えることができるようになりました。もちろん、コスト削減にも大きく寄与しています。

また、設計・加工についても電源別置のフレキシブルモジュールタイプ(FX50-LED)は現場で曲げる・カットできる製品ができたことによって、照明デザインに曲線を取り入れ易くなりました。

LED照明が誕生したことにより、照明器具のサイズに合わせることなく、より自由な空間デザインが実現できるようになりました。

ハイパワー・コンパクト型LED照明器具
TRE2
LED05_FX50.jpgフレキシブルLEDモジュール
FX50-LED

2.調光・調色機能付きLED照明を使って見た目を変える照明アイデア

LED照明になって、曲線にも加工できる・狭いところにも組み込むことができる・現場でカットすることができるようになった他に、光の制御・調整ができる度合いが飛躍的に高まりました。

まずは色温度ですが、オレンジ色っぽい光から黄色・白~青白い光まで用途に合わせて、光の色を選択していただくことができます。蛍光灯でも色温度が違う製品は作られていましたが、LED照明の中には1本で自由に色温度を調節できる製品もあり、多くの店舗で利用されています。

例えば、和菓子店だと季節によって作るお菓子が異なります。春の優しく明るい色のお菓子には、白っぽく明るい光を、秋から冬にかけてのお菓子だと、暖か味のある光を当てて和菓子を引き立てたい、そういった演出を行いたいものです。

こうした和菓子店のショーケースの場合、1本で季節に応じて自由に色温度が調節できるLED照明をお使い頂くことをお勧めします。発熱量も低いので、繊細な和菓子の熱による乾燥・劣化を低減することができます。

調光・調色LEDモジュール
MCT-LED
LED05_E139.jpg

 

一方、博物館や美術館では、光の色温度で演出性を高めるよりはむしろ、絵画や美術品が持つそのものの色や質感を忠実に再現することが求められるため、演色性の高い照明が求められます。絵画や美術品も熱や光による乾燥・劣化を防ぎたいので、発熱量が低く、演色性の高いLED照明が適しています。

LED05_gl.jpg京都国立博物館 平成知新館
建築設計:谷口建築設計研究所
照明計画:谷口建築設計研究所、岩井達弥光景デザイン
器具設計:YAMAGIWAクリエイティブ局 東京TEC-PDC
写真提供:株式会社YAMAGIWA
LED05_gl2.jpg日日 gallery nichinichi
施主:日日 gallery nichinichi
照明計画:LIGHTDESIGN INC.
撮影:金子俊男

飲食店では、ランチタイムは明るく、夜は暗めにといった調光を取り入れている店舗があります。また、昼間は4000~5000K前後の昼白色、夜は落ち着いたムードになるよう2800K前後の電球色の光に変えるなど、調色と調光の両方を調節することもできます。 

マルチカラーの照明が楽しめるのもLED照明ならではです。ビルのファサードやエントランスをカラフルに演出したり、色をコンピューター制御することで光による様々なデザインを創り出すこともでき、照明による一層のエンターテインメント性を加味しています。

また、1本で様々な色を出せるタイプの製品もあるので、オフィスで使用する際には会議やレセプションなどそれぞれのシーンに合わせて色を変えるといったこともできます。

LED照明の出現によって、カラフルで複雑な照明演出が今まで以上に非常に身近なものとなり、多くの人に楽しんでいただけるようになっています。


カラー照明

3色より選べる単色タイプ(R,G,B)
1本で様々な色が出せるマルチタイプ

3.寿命の長さを活かせば巨大な空間照明も設置できる

LED照明が生まれたことで照明の可能性が大きく広がりました。例えば、タワーマンションの屋上部などは風雨に晒される過酷な環境であり、メンテナンスも非常に手間と時間がかかる場所なので、これまでは照明を設置することをためらうような場所でした。しかし寿命が長いLED照明の登場により、現在は積極的にこうした場所に照明が使われるようになっています。

屋外用・ナロー配光タイプ
HO2-LEDN
LED05_haru2.jpgザ・パークハウス 晴海タワーズ
施主:三菱地所レジデンス株式会社、鹿島建設株式会社
建築設計:株式会社三菱地所設計
施工:鹿島建設株式会社
照明計画:有限会社内原智史デザイン事務所
撮影:金子俊男

工場や倉庫、体育館やスタジアム、ホテルや大規模店舗といった天井が高く、吹き抜けがあるような構造物の天井部に設置された照明だと、交換やメンテナンス時に高所作業用の特殊な設備などが必要ですが、LED照明を使用すると、そうしたメンテナンス作業の回数が大きく減るといったメリットがあります。

エクストリームコンパクト
XC-LED
LED05_umi1.jpg上越市立水族博物館 うみがたり
施主:上越市
建築設計/照明計画:日本設計
撮影:畑拓

照明を交換しづらい意外な場所としては、エスカレーターの上部などがあります。夜間の交換作業になる上、足場も組みづらいので、交換時のコストも高額になりがちです。また、広範囲・長い距離にわたる照明設備も、寿命が来た場合の交換にも非常に手間暇がかかります。

従来の照明器具より寿命が長いLED照明を使用することで、今まで設置できなかった場所や空間にも照明を設置することができるようになりました。大幅なコスト削減と照明演出の自由度が大きく広がったことが、LED照明がもたらした大きな成果であると言えます。


4.目的や場所に合わせたLED照明の使い方

LED照明の特徴を整理しますと、従来の照明に比べて、

・寿命が長い

・維持費が抑えられる

・電気代が削減できる

・発熱量が抑えられる

といった利点があることに加えて、調光・調色・配光が自由に制御できるようになったこと、すなわち、照明が表現・演出できる幅が格段に広がったことが挙げられます。

光の明るさを制御する調光は、従来の蛍光灯や白熱電球の時代からあったものの、光の色(調色)や光の広がり方(配光)の組合せによるバリエーションが増えたことで、照明の可能性がさらに広がっています。

従来、蛍光灯ではできなかったレンズによる配光制御を使って、高さのある壁面を照らせることができるようになり、建築内外装の壁面を連続した途切れの無い照明が可能となりました。

コンパクト型・ナロー配光タイプ(屋内用)
SCF-LEDN
LED05_hk.jpgLILLY PLAZA ONE BLDG.
施主:有限会社建隆マネジメント 日本イーライリリー株式会社
設計:竹中工務店・昭和設計 設計共同企業体
照明計画:アカリ・アンド・デザイン
撮影:スタジオマップ 前田誠士
ナロー配光タイプ(屋外用)
HO2-LEDN
LED05_ooita.jpg大分三愛メディカルセンター 三愛総合健診センター
施主:社会医療法人 三愛会
建築設計:株式会社 東畑建築事務所
照明計画:LIGHT・PLAN 山本博之
撮影:有限会社ブリッツスタジオ 石井紀久

また、薄型ダウンライトやミニレールスポットなどを使って、商品をより美しく見せる商品ディスプレイ、店舗イメージ・ムードを作る途切れの無いライン照明など、用途と目的に合わせて自由自在な表現を可能にする、それがLED照明なのです。

プロファイルシステム
PFS
什器用・薄型ダウンライト
D-EX12
ミニレールスポット
R-EX


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