紫外線ランプのパワーで空間に浮遊、表面に付着しているウイルスや細菌を除菌する除菌装置「くりんクリン」シリーズを発売開始
紫外線ランプのパワーで空間に浮遊、表面に付着しているウイルスや細菌を除菌する除菌装置「くりんクリン」シリーズを発売開始
目次
1.概要
2.開発の背景
3.特徴
4.今後の展開
5.利用シーンと期待効果
6.参考:紫外線の除菌効果について
7.オンライン商品説明会のご案内
1.概要
DNライティング(本社:神奈川県平塚市、代表取締役社長倉持一郎)は、2020年11月10日、空気や様々な物体、その表面の除菌に特化したUV-C(除菌作用のある波長254nm)技術を活用した除菌装置「くりんクリン」3製品の発売を開始しました。
DNライティングは、UV-Cライトの分野で1972年来、紫外線ランプを自社工場で開発製造し、48年以上に及ぶ経験とノウハウがあります。
3分でわかるUV除菌の仕組みと期待効果
2.開発の背景
除菌の方法、時間や装置の設置、メンテナンスに課題がありました。
<除菌効果、使いやすさの視点>
1. 菌の種類や対象物によって有効な除菌方法が異なり、様々な除菌装置や薬剤などが必要とされています。
2. 表面除菌において、薬剤による除菌ができないものがありました。
3. 薬剤では除菌効果を得るのに数十秒から数分、数時間を要するウイルスがあります。
<導入、メンテナンス保守視点>
4. 換気機器を新設するには、壁・天井への工事が必要で、簡単に導入することができませんでした。
5. 空気除菌装置のファンの動作音が大きく、静かに過ごしたい空間では音が気になりました。
6. フィルターの掃除や薬剤の投入、水の交換などの管理やメンテナンスに手間がかかっていました。
7. 除菌装置の消耗品(フィルターや薬剤)などの交換費用がかかるなどの悩みがありました。
8. 表面除菌において、アルコール等だと拭き取りに手間と時間がかかっていました。
3.特徴
課題を解決した除菌装置を開発しました。
<除菌効果、使いやすさの視点>
1. 除菌作用のある波長254nmのUV-Cは、あらゆる細菌やウイルスやカビに有効で、ウイルスや細菌の増殖を抑制します。
2. 薬剤が使用できない物体に対しても除菌が可能です。(樹脂や塗装の劣化、染色したものは退色する可能性があります。)
3. 表面除菌が可能です。(くりんクリンBOX使用時)。
4. ランプが露出していないため、人体に対し紫外線の影響がなく、安心・安全なため、在室時でも常時連続運転が可能です。
<導入メンテナンス保守視点>
5. くりんクリンBasicは電気工事のみで天井に簡単に設置することができます。
くりんクリンStand、くりんクリンBoxはコンセントにプラグを差し込むだけで電気工事は不要です。
6. 従来品に比べて約25%静音性に優れています。
7. 空気循環式紫外線除菌装置において、空気取り入れ口の埃を取るだけの簡単メンテナンスです。
8. 24時間連続使用して、約1年に1回程度のランプ交換のみで経済的です。(ランプ寿命時間8000時間)
9. 表面除菌装置において、薬剤を使わないため、使用後の拭き取りや除去が不要で、簡単です。
くりんクリンの設置方法・お手入れ
<UV-C紫外線除菌の7つの特徴とメリット>
1. ほとんどの菌種に有効
2. 対象物の品質変化が少ない
3. 常温で除菌できる
4. 薬品と比較して二次汚染がなく、二次処理の必要がない
5. 取扱いが簡単
6. 短時間で除菌が可能
7. ランプ寿命が長く、除菌コストが安い
▼希望小売価格:オープン(お問い合わせください)
4.今後の展開
くりんクリンBasicのコンパクトサイズの展開。タイマー制御(オンオフ)機能の付加。
お客様のニーズを取り入れた「お客様オリジナル」除菌装置の開発などを予定しています。
5.利用シーンと期待効果
例1)商業施設、ホテル、レストランのトイレの浮遊菌を常時除菌し増殖を抑制します。
例2)ネットカフェなどの個室空間の空間除菌および備品を短時間で除菌できます。
例3)オフィス、小売店舗、ジムや学校などの空間の浮遊菌を除菌し、備品や商品などを除菌できます。
例4)劇場、会議場等:紫外線除菌機を用いて、空間、対物除菌を施し、増殖を抑制します
6.参考資料:紫外線の除菌効果について
紫外線による微生物への除菌作用は紫外線が生体中の核酸に吸収され、化学反応を起こし、損傷を与え核酸の修復機能を失うことにあると言うのが定説です。核酸(DNA、RNA)の光の吸収スペクトルは、(図1)に示した核酸の紫外線吸収曲線のように、260nm波長付近に最大の吸収帯を持っています。また、紫外線の菌類への除菌効果の波長特性は(図2)の紫外線の除菌効果曲線に示す通りで、この2つの図(図1、2)を比較するとわかるように、核酸(DNA、RNA)の光の吸収スペクトルと除菌効果の波長特性は近似しています。
このことは、紫外線ランプから放射される紫外線(除菌効果の高い260nm波長付近の254nm)が細胞内のDNA、RNAに吸収され、核酸を構成する5つの塩基(アデニン、シトシン、グアニン、チミン、ウラシル)が化学変化を起こし、細菌・ウイルスの増殖を抑制します。
7.オンライン商品説明会
紫外線ランプの除菌性能などの基本情報と、紫外線除菌装置「くりんクリン」シリーズの商品紹介をします。
開催日時:
2020年11月26日(木)11:00〜11:50
申し込み(事前申し込み制):
お申し込みは、こちらから
(メールの送信元アドレスは「no-reply@zoom.us 」になります。)
会場:
オンライン(全国どこでも参加可能)
インターネット上で配信する動画配信型の商品説明会です。
環境:
PCやタブレットなどの端末と、インターネット環境が必要です。(Zoomを利用して配信します)
・インターネット回線の突発的なトラブルによる一時中断の可能性があることをご了承ください。
視聴前に必ず動画視聴に適した通信環境をご準備ください。
・お客様のインターネット環境に伴う閲覧の不具合に関しては当方は責任を負いかねます。
参加費:
無料
【製品情報について】
製品情報は、製品情報ページ を ご覧ください。
空気除菌装置のカタログの閲覧は、カタログ一覧 からお願いいたします。
【お問い合わせ・ご相談】
・紫外線除菌・くりんクリンに関するよくある質問と回答はこちらからお願いいたします。
・くりんクリンに関するご相談は、くりんクリンに関するお問い合わせフォームからお願いいたします。